Nokia 8810 4Gを買ってしまったその後のお話

2018年末、eBay で Nokia 8110 4G を注文して、到着を心待ちにしていました。

2018年のMobile World CongressでNokia社(HMD Global社)から発表された「Nokia 8110 4G」...

で、1月はじめころに手元に届いたので触ってみましたのですが、残念ながら返金という形で決着することになってしまいました。

Nokia 8110 4G 到着

eBayの発送通知が2個口になっていたので何でかなーと思っていて、このときから少し嫌な予感はしていました。

2019年の早々に小包が届きましたが、届いたのは1つでした。
まずは、見ていきましょう。

箱とか

中を見てみると、確かに2つの箱(?)が入っていたので、2個口だったのかなーと思います。
こんな感じ。

オリジナルの箱は残念な感じになっています。

が、中身が無事なら問題ないと自分に言い聞かせながら、同梱物を確認することに。

本体

Nokia 8110 4G 本体はこちら。
液晶の保護シートも付いたままで、見ためは新品ぽい感じです。

が、フリップカバーを開けてみると、謎の金属片が。怪しい。

バッテリー

付属していたバッテリーはこちら。
「BL-4U」と書かれています。

容量は 1,000mAh のようです。このバッテリ、古いNokiaの携帯電話用な気がしますね。

ちなみに、Nokia のスペックページを見ると、バッテリ容量は 1,500mAh のはずですなんですけれど。。

充電器

充電器は日本のコンセントの形で、MicroUSBケーブルが直付けされているタイプ。
ラベルには Nokia の表記は1ミリもありません。
充電できれば純正でなくても問題ないですよね。きっと。

使ってみる

いろいろ怪しげなところがありますが、本体にバッテリを装着して充電してみます。
充電器を接続すると、見たことのあるNokiaの起動画面(手を握っている画像)が表示されました。

その後、充電中のような画面表示に変わりました。

しばらく放置して充電が100%になったところで充電器から外すと、うんともすんとも言わず電源も入らな状態になってしまいました。

充電器につないだ状態でいろいろ操作してみましたが、充電中の画面から何も変わらず、まったく何も使えないという悲しい状況。。。
ここまでで何となく感じてはいましたが、やっぱりやられてるなぁ。。。

もう少し見てみる。

電源の入れ方とかが特殊なのかと思いユーザガイドを見てみましたが、特別なことはなさそうでした。

で、各部の説明と、実機を見比べるといろいろ違ってることが判明。

例えば、ユーザガイドの図では、

  • USBポートとイヤホンジャックが上部にあるのに対して、実機は下部にある。
  • 電源ボタンが右側にあるのに対して、実機は左側にある。
  • マイクの穴が本体下部にあるのに対して、実機には穴すらない。

といった感じ。

さらに、SIMカードスロットの位置も全然違いました。

ユーザガイドの図はこちら。

で、実機はこちら。
ぜんぜん別物ですね。

販売者とのコンタクト

これはクレームしかないということで、eBayのマイページから出品者へ連絡。

PommeTech:いろいろ変なところがある。フェイクなんじゃないの?

出品者:問題があってごめん。動かないの?どういう状態か教えてくれない?

PommeTech:そもそも電源すら入らないんだけど?

出品者:充電してから貯めしてみてよ。

PommeTech:数時間充電しても、電源入らない。ちゃんと動くやつと交換するか、返金してよ。

というやり取りのあと、出品者からは連絡が途絶えました。
うーん。これって、確信犯だよなぁ。。

ということで、eBayのサポートへ「出品者と連絡がこないよ」と連絡しました。
すると、30分もしないうちにサポートから

問題を確認した。送料も含めて返金するよ。

との連絡。
PayPalアカウントを見ると、すでに返金されていました。早い!

まとめ

安く買えたと思った Nokia 8810 4G ですが、残念ながら偽物でした。
ダメもとで購入したものなので分かってはいたものの、やっぱりちょっと残念な気持ちになりました。

お金に関しては、返金してもらえたので良かったですが、この裏切られた感はどうにもならないですね。

ただ、eBayのサポートの対応は非常にスピーディで、とても満足できました。
ユーザに手間をかけないような対応方針なんだろうなと思いました。

安物買いの銭失いにならないよう、皆さんも気を付けてくださいね。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク