20,000円前後のSIMフリー端末を比較検討

身近にドコモのガラケーを使っている方がいるのですが、スマホに興味を持ち始めているようなので、ドコモのSIMをそのまま使える程よいSIMフリースマホを比較してみました。

選択のポイントは、

20,000円前後
マイクロSIM対応
DSDS対応

といったところでしょうか。

候補端末

20,000円前後でマイクロSIMが使えるDSDS対応のSIMフリースマホをネットで探してみると、以下の4機種が見つかりました。

Moto G5
Moto G4 Plus
VAIO Phone A
g07+

ちょっと比較してみましょう。

	Moto G5	Moto G4 Plus	VAIO Phone A	g07+
価格	23,400	21,800	19,300	19,800
OS	Android 7.0	Android 6.0	Android 6.0	Android 6.0
CPU	Snapdragon430 8Core	Snapdragon617 8Core	Snapdragon617 8Core	MT6750T 8Core
ディスプレイ	5.5inch Full HD	5.5inch Full HD	5.5inch Full HD	5.5inch Full HD
メモリ	2GB	3GB	3GB	3GB
ストレージ	16GB	32GB	16GB	32GB
外部メモリ(最大)	128GB	128GB	64GB	128GB
バンド	LTE:1,3,5,7,8,19,20,28 3G:1,2,5,6,8,19	LTE:1,3,5,7,8,19,20,28,40 3G:1,2,5,8,19	LTE:1,3,8,19,21 3G:1,5,6,8,11,19	LTE:1,3,8,19 3G:1,6,8
SIMサイズ	ナノSIMx2 外部メモリは独立 DSDSは2017夏頃対応予定	マイクロSIMx2 外部メモリは独立	ナノSIM+マイクロSIM 外部メモリと排他	ナノSIM+マイクロSIM 外部メモリと排他
カメラ	1,300/500	1,600/500	1,300/500	1,300/800
バッテリ	2,800mAh	3,000mAh	2,800mAh	3,000mAh
指紋認証	〇	〇	×	〇
USB	microUSB	microUSB	microUSB	Type-C
重量	149g	157g	167g	150g

個人的には、Moto G4 Plus と g07+ がメモリ3GB、ストレージ32GB となっていて頭一つ(半分くらい)でている感じです。この2機種はCPUは違いますが、若干 Moto G4 Plus のほうが高性能です。ただ、体感できるほどの差はなさそうです。

対応バンド比較

候補端末の対応バンドは同一ではありませんので、国内で使う場合にどれくらい使えるのか比較してみます。必須バンドは太字にしています。

ドコモバンド	Moto G5	Moto G4 Plus	VAIO Phone A	g07+
LTE 1	〇	〇	〇	〇
LTE 3	〇	〇	〇	〇
LTE 19	〇	〇	〇	〇
LTE 21	×	×	〇	×
LTE 28	〇	〇	×	×
3G 1	〇	〇	〇	〇
3G 6	〇	×	〇	〇
3G 9	×	×	×	×
3G 19	〇	〇	〇	×

比較してみると、Moto 5G と VAIO Phone A が対応バンドが多いですね。続いて、Moto 4G Plusです。 Moto G4 Plus は、仕様上は 3G のバンド6 には対応していませんが、実際には電波をキャッチできるようなので、Moto 4G と 5G の対応バンドは同じということになります。

参照リンク：http://androidlover.net/moto-g4-plus-foma-plusarea

結論としては、どの端末も重要バンドすべてに対応しています。