数日前に Folding@Home へ参加しました。
Folding@Homeとは何かということと、参加方法などを簡単にメモしておきます。
Folding@Home とは?
Wikipediaによると、
Folding@home(FAH、フォールディング・アット・ホーム[4])は、分子動力学シミュレーションによりタンパク質のフォールディングを解析するための、ボランティア・分散コンピューティングプロジェクト。
Folding@homeは、世界中の家庭にあるパーソナルコンピュータ・ゲーム機・スマートフォンなどの身近なマシンを、分散コンピューティング技術によって科学研究に利用するプロジェクトである。参加者は無償のボランティアであり、おのおの所有するマシンに専用ソフトウェアをインストールし、アイドル時に余る計算リソースを提供する。研究者は、本プロジェクトの成果であるタンパク質の解析情報を手がかりにスクリーニング(ふるい分け)することで、アルツハイマー病・ハンチントン病・パーキンソン病・癌・各種ウイルス対策などの研究効率を上げることができる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/Folding@home
と説明されています。
ボランティアとして、自分のパソコンなどの計算リソースを提供して、科学研究に貢献することができるわけです。
World Community Grid と同じようなものですかね。
で、このFolding@Home が2020年2月末より新型コロナウイルスに対する取り組みを始めたことにより、参加者が急増しているとのこと。
新型コロナウイルスへの関心が高まっていることもあり、私も参加してみることにした、というわけです。
Folding@Home への参加方法
私は、自宅の Windows 10 のパソコンを使って参加することにしました。
以下のサイトからクライアントがダウンロードできますので、これをインストールします。
ダウンロードしたインストーラーを実行して進めていくと、ブラウザが立ち上がってきます。
この状態で、すでに計算リソースが提供できる状態になっています。
ディフォルトでは匿名での参加となっていますが、自分の貢献量が分かるほうが嬉しいので、「Set up an Identity」を選択して、Nameを「PommeTech」として登録してみました。
チームで参加することもでき、私は個人ではありましたが「222 Japan」というチームが日本人のチームっぽいので、こちらのチームの一員として参加することにしました。
Passkey は、ひとまず空欄のままにしています。
こんな感じです。
貢献量の確認
どれだけ貢献したのかは、以下のURLで確認することができます。
URLの最後の部分を、自身の「Name」に設定した文字列にしてみると、自分の貢献状況を確認できます。
2020年04月12日 22時頃で、「Overall rank」が「2,577,746」となっているので、約250万人が参加しているということかなと思います。
すごいですね。
まとめ
Folding@Home への参加は非常に簡単で、パソコンがあればボランティアとして科学研究に貢献できる仕組みは素晴らしいと思いました。
外出自粛の要請が出ていたりする状況でも、新型コロナウイルスの対策を含めて少しでも貢献できるのはうれしいですね。
パソコンを24時間稼働させておくことは、火災などの心配からちょっと難しいなと思っていますが、できる限りパソコンを稼働させておきたいと思います。